コスプレは秋葉原発祥ですが、元をたどって洋服としてとらえると、例えば日本でも江戸中期、農民の着るものは木綿のみと規制されたし、末期には将軍だけが着ることを許された織物も存在した。
ファッション発祥の地といわれるフランスでは過世紀末まで、着る人だけでなく、衣服や装飾品を作る人や売る人も厳しく統制されていたそうです。
統制が撤廃されたのは1789年のフランス革命以降だそうです。
革命によって平民から市民になったパリの人々は、自由と平等の旗の下、自由に装うことが許された。とくに貴族に代わって力を付けてきたブルジョワジーは、経済力にものをいわせて次々にモード(新しいモノ)店を開き、自らも着飾って力を誇示したといわれています。